Airworthiness Limitation（耐空性限界）についてです。
航空整備士の方ならよく聞かれますよね。
これは、耐空性を継続するための指示書（ALS）を指しています。
整備要目には、ALS（ATA04章）、MSM（ATA05章）があります。
04章が耐空性を継続するための指示書となっています。
Q1 なぜ別れているのか？
A:明確に識別されることを耐空性審査要領により定められているため（要するにルール）
Q2 04と05の違いは何か？
A:04はTimechangeITEMなどのSLL（原則オーバーホール等しないもの）や点検項目が記載れており、 点検期限のマージン（延長）はありません。
A:05 は点検の種類を記載されており、Overhaulも含まれます。
Overhaulって自社でできないだけで、外注してしまえば点検できますよね（＊Exchangeが慣れているのでSLL）と勘違いする
Q3 04と05の決定的な違い
A:04は航空局または製造族の政府承認を得ている必要があります
紙のマニュアルは、EASA approved やFAA approvedなど記載されており、電子マニュアルにはFRONT MATTERS（この場所の読み方説明）部分にその証明されている証があります。
実地試験前の整備士の方でも分かりにくい箇所になりますので、参考になればと思います。
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