航空機の整備作業について

航空機の整備作業についてお話していきます。

 

            整備作業

概要
整備作業は、全ての定期、不定期の整備を含めて、状態確認(オン・コンディション)点検である。目視点検の他、チップデテクター、フィルター・バイパス指示、ボアスコープによる点検、不具合コード表示、内蔵テスト指示器、コーションワーニングライトなど、各種の状態を点検、監視している。

 

整備段階
EC135の整備は、次の3段階に分かれる。
ー保守点検( Organizatinal Level = = (O)
ー中間点検( Intermediate Level =()

ー工場点検( Depot Level = (D)

 

(1)保守点検(O)
日常的な給油給脂作業、状態確認点検、装備品交換( LRU s )、整備マニュアルに指定されている軽微な修理をいう。この作業は、通常は運航現場において実施され、操縦士も実施できる。
例:トランスミッションの給油作業など。

 

(2)中間点検(I)
ヘリコプタ-内部・外部の小修理、整備マニュアルに指定されている時間点検をいう。
これらの作業は、整備基地において、有資格整備士が特別工具、試験用器具を使用して実施される。
例:トランスミッションの交換作業など。

 

(3)工場点検(D)
製造業者、その他資格を有する整備工場において実施される、大修理、オーバーホール修理をいう。
さらに多くの特別工具、試験用器具、整備資格が必要となる。
例:トランスミッションのオーバーホールなど。

 

この3種類の点検作業を飛行時間または暦日で管理して、期限到達前に作業を実施しています。 また、航空機の横でみる運航整備士はここで言う保守点検(O)を行っており、格納庫でのドック整備士は中間点検(I)及び工場点検(D)を実施しております。

 

今日はここまで

 

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