eVTOL Japan(株)がフライングカーテクノロジー展でロビンソンR22 R44の電動化に挑戦していることが発表されました。
法政大学アーバンエアモビリティ研究所(HUAM)などと共同で開発したもので、パイロット訓練用、エア・タクシーや小型ドクター・ヘリとして2022年に5人乗りeVTOLを実用化eVTOL化したヘリコプターを市場投入を予定しているとのことです。
現在の能力はというと、、
- 搭載モーター:イギリスのYASA製「P400RHC」
- 出力:ピーク出力160kW/連続定格出力100kW
- バッテリー:東芝SCiB製リチウムイオン電池
- 充電時間:20分ほど(急速時)
- 連続飛行時間:36分・・・・
現行のR22は
- エンジン:Lycoming製「O360-J2A」
- 出力:131SHP
- 連続飛行距離:460km
- 連続飛行時間:航続速度が96ノットなので、単純計算で4時間30分
歴然の差ですね。
記事には「ロビンソンは小型ヘリコプターメーカーとして知られ、高級輸入車並みの価格帯で購入できるとして高い人気を獲得してきた。操縦法も簡単で、eVTOLジャパンの説明では1週間ほどの訓練で免許を取得できるという。」と謳われていたが、日本の操縦士免許は最低80時間は飛ばないと受からないし、オートロ訓練をやらない中国でも三週間はかかる。
また最高飛行時間36分だと、、
①タキシングに10分
②離陸後の管制圏を抜けるのに10分
③訓練空域で5分
④帰投の為、空港へ10分
⑤・・・・不時着(笑)
これからなんでしょうね(笑