今日はヘリコプターの出力点検を実施しました。
出力点検とは、現在のエンジン性能と本来のエンジン性能を比較し、マージン(許容範囲)に入っているかを確認する作業になります。
点検方法は、まず両エンジンを始動してから、点検するエンジンをフライトアイドルまで出力を上げる。もう一方のエンジンはグランドアイドルにしておき、エンジン負荷をかけないように不要なシステムを切っておく。
コレクティブレバーを引き上げてTRQ75%まで上昇させる。
その後、N1,TOT,OAT,ALT,TRQを記録する。
チャートに数値を当てはめて、確認します。
機体を重整備に入れる時は、いつも見る作業です。