航空機 重量重心計算についてお話します。
航空整備士及びパイロットは、機体に搭載できる重量や搭載位置を計算しなければなりません。
計算方法をお見せします。
-基本重量 1,846.8Kg(ホイスト装備 1909.8Kg)
-各ステーション
○ 操縦士席 STA2428
○ 前席 STA3510
○ 後席 STA4250
○ 荷物室 4750 ~ 5650 =平均(5200)
○ サプライ・タンク STA4940(軽) ~ 5026(92Kg 搭載) =平均STA4983
○ メイン・タンク STA3881(軽) ~ 4054(452Kg 搭載) =平均STA3968
例) 上図は、操縦士2名+乗客2名(前席2名+後席2名)+燃料MAIN340Kg の場合の重心位置移動
最前方条件は 操縦士席100Kg 以上×2 前席100Kg 以上×2 燃料満タン最後方条件は 操縦士1 名 荷物室100Kg サプライタンクのみ
このチャート内の緑枠に離陸から着陸までの重量を計算して収まるようにしており、これを噦脱すると操縦範囲が制限され、最悪墜落に至ってしまいます。
なので、航空従事者は細心の注意を払いながら確認して飛行機を飛ばしております。
今日はここまで
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